『アストラル空間(アストラル界)』は、通常の物質空間と平行して存在する精神世界であり、魔法の源となっている世界です。 魔法使いは呪文を唱えてアストラル空間から魔法の力を引き出し、完成した呪文はアストラル空間を通って、目標に辿り着きます。 (呪文の中には、マールの使う《電撃(スパーク)》の様に、物質空間とアストラル空間の両方を通る呪文もあります) 魔法使いは『通常動作』を消費して『アストラル知覚』を行う事で、物質空間からアストラル空間へと、視点を変更する事が出来ます。 アストラル空間では、物質的な『光』を見る事は出来ません。 生物や魔法の品物が放つ『オーラ』の輝きによってアストラル空間は照らされ、魔法使いはアストラル空間にあるものを『見る』事が出来ます。 (当たり前ですが、魔法使い自身のオーラもアストラル空間内で輝いています) 生物のオーラの『明るさ』は、エッセンスに比例します。 また、魔法使いはエッセンスと魔力の混じったオーラを発しているため、『アストラル知覚』で簡単に区別する事が出来ます。 魔法使いはオーラを見る事によって、相手を識別する事が出来ます。物理的な変装や魔法によって姿を変えても、オーラを偽装する事は出来ません。 |
魔法使いは、自らの精神を肉体から分離させ、アストラル空間内を移動する事が出来ます。 これを『アストラル投射』と呼び、肉体から離れた精神体の事を『アストラル体』と呼びます。 アストラル体は飛行する事が出来ます。また、オーラの無い(生きていない)ものはすり抜ける事が出来ます。 魔法使いは、自らのアストラル体を、自分の好きな姿にする事が出来ます。 (服装やアクセサリーも思いのままですが、変えられるのは見た目だけで、実質的な効果はありません) |